小林賢太郎からのメッセージ

ポツネン東京公演終了

『ポツネン氏の奇妙で平凡な日々』にお越しいただき、ありがとうございました。東京公演は13回という少ない上演でしたが、その一回一回で得たものはとても大きかったように思います。二段ぬかし、三段ぬかし。いや、もっとかな。とにかく毎回新しいことを試しました。僕は13種類の作品になったと思っています。
 セットに投影されていた絵は、すべて僕が描いたものです。もちろん、共演したあのキャラクターのデザインもね。なんだか演劇作品やコントライブをつくったというよりも、絵本を一冊書き上げたような感覚です。
 僕の頭の中にある世界をできるだけ正確に描こうと思った結果、絵はどんどん増えていきました。また今回は線画だったもんだから、準備期間中は手の甲がサロンパスだらけ。まあ、勲章です。
 来る2015年1月、『ポツネン氏の奇妙で平凡な日々』は、パリで上演されます。そして2月には僕にとって初めてのロンドン公演です。ポツネン氏は僕をどこへ連れて行く気なんでしょう。まあ、行けるところまで行ってみます。あちらでの様子は、またここに報告できればと思います。

 それでは皆様、良いお年を。

小林賢太郎

小林賢太郎は劇場にいます。

『ポツネン氏の奇妙で平凡な日々』の上演が始まりました。
小林賢太郎は劇場にいます。

小林賢太郎

美術展と出版と授業と私

 美術展を開催したことで、自分の創作スタイルの変化を、あらためて客観的に見ることになりました。発売になったばかりの著書『僕がコントや演劇のために考えていること』は、タイトルの示す通りの内容で、これまでいっぱい試して、いっぱい失敗して、だんだんと出来上がっていった僕の考えをまとめたもの。さらに先日、近畿大学の舞台芸術専攻で授業をさせてもらい、学生のみなさんの「知りたい!」というキラキラに、駆け出しの頃の自分を思い出したりもしていました。
 ここ最近、これまでの20年くらいを振り返るような機会が続いています。同時に「これからどうしようかな」と考えさせられています。
 小林賢太郎ソロ公演『ポツネン氏の奇妙で平凡な日々』の製作期間に入りました。またモグラのような生活が始まります。今ある作品のタネが、どんなふうに完成していくのか、自分でも楽しみです。

小林賢太郎

美術展、ご来場ありがとうございました

 「小林賢太郎がコントや演劇のためにつくった美術 展」の開催が無事に終わりました。ご来場ありがとうございました。
 「展示」という表現のしかた、面白いですね。いろいろ可能性を感じました。やってみなくちゃ分からなかったことが、やってみてたくさん分かりました。展示しきれなかった作品もまだまだあることだし、いずれ、また。
 この初めての試みに、多くの方々のご協力をいただきました。スパイラルのみなさんをはじめ、スタッフのみんな、友人各位、後輩芸人達。本当にありがとうございました!

小林賢太郎

ポツネンの新作公演

僕のソロパフォーマンス「ポツネン」の新作公演が発表になりました。
タイトルは『ポツネン氏の奇妙で平凡な日々』。
今回のツアーは三都市。東京、パリ、ロンドンです。
よろしくお願いします。

小林賢太郎

僕の美術展、開催中です

飾りに飾った作品群。実に100点越え。我ながら圧巻です。いつのまにこんなにつくったんだろう。10月5日まで。青山のスパイラルガーデンにて開催中。入場無料です。お買い物がてら、ひやかしに是非。

小林賢太郎

孤独のグルメseason4

 テレビ東京系列で放送中のドラマ「孤独のグルメ」に出演します。主演の松重豊さんが「小林賢太郎テレビ6」にご出演いただいたことをきっかけに、このような運びとなりました。
 僕はふだん自作自演ばかりなので、今回は監督さんや脚本家さんのご要望に応えられたか、とっても心配です。やっぱりテレビは出るもんじゃなくて観るもんだなあ…。役柄が変な人でした。僕がもともと変な人なので、その点はちょうどよかったです。
 オンエアは9月24日、season4の最終回ですよ。ありがとう、松重さん。

小林賢太郎

本を書きました

 タイトルは「僕がコントや演劇のために考えていること」です。
 内容は、僕がコントや演劇のために考えていることです。

小林賢太郎

質問をくれた方へ

公演のアンケートやお手紙で質問を頂きました。がんばって10問答えました。必要としてくれる人に届きますように。

Q;ひとつの作品が終わった後、次の作品に取りかかるために、どうやって切り替えていますか?
A;お客さんになります。チケットを買って、客席に座り、楽しむ。人を楽しませる為に、自分が楽しむことを大事にしています。それと、必ずやるのはアトリエの掃除。新しい一歩を踏み出すために、いったんきちんと立ち止まりたいので。

Q;普段どんな画材を使っていますか? 何か変わった物を使うことはありますか?
A;『ノケモノノケモノ』のセットに投影したイラストは、リキテックスで描きました。ミリペンはピグマが好きです。マーカーはコピック。イラストレーションボードやキャンバスも使いますが、そのへんにあるボール紙や木の板に描いちゃうことも多いです。

Q;息抜きに何してますか?
A;別の作品をつくります。今後つくる予定の作品に、ちょこっと手を出しちゃったり、誰にも見せない秘密の作品をつくったり。

Q;いつも小学校で休み時間ひとりなんです。小林さんは休み時間はなにをしてましたか?
A;君もひとりか。僕もひとりだった。一緒だね。ってことは、ひとりじゃないね。僕は小学校の6年間、休み時間はずーっと漫画描いてました。

Q;小林賢太郎でいることに疲れてしまうことはないですか?みんなが思う自分でいることに疲れてしまったら、その時はどうしますか?
A;最近はないです。でもかつてはありました。自分でいることに疲れたのは、自分じゃない誰かのふりをしていたからだと思います。理想の自分って、誰かの真似じゃなくて、自分の中から見つけ出すべきものなのかもしれませんね。

Q;賢太郎さんが思い描く観客の笑いと、実際の観客の笑いが違うときってあるのでしょうか。違う場合は、観客に合わせて直すのですか?自分に観客を合わせようとするのでしょうか?
A;基本的には大きく違うことはありません。笑いは作品に合わせます。「この部分にはこういう質と量の笑い」というふうに。もし意図しない所で笑いが起こったら、それはラッキーパンチとは捉えず、前後の意図した笑いや、全体の流れを見て抑えるようにします。

Q;舞台での発声や呼吸の、練習法や秘訣はありますか?
A;いろいろあります。ただ文章で説明するのはなかなか難しい。では、本番前にやってるのどの開き方だけ。
 まず、壁に向かって立ちます。顔と壁との距離は30センチくらい。自分に出せる一番低い声で「え~」と発声します。壁に声が跳ね返り、自分の声がよく聞こえます。口を縦にひらくと、出やすいようです。のどが開くと、かすれが減ってきます。声が頭骸骨に響いて「ちょっとうるさいな」と感じるくらいまで出たら、終了。僕の場合はだいたい15分以内で出ます。

Q;小林さんのパントマイムはどうすれば真似できますか?
A;僕のパントマイムをうまいと思ったのなら、それは本物のパントマイムをまだ見たことがないんだと思います。凄いですよ、一流のパントマイマーの表現力は。僕がやっているのは、コントや演劇のための、必要最低限のマイムです。これなら僕にも教えられますが、これこそ文章では難しいなあ。
 すぐにでもできる基礎練習としては、ピタッと止まる、ということ。再生中の動画を一時停止するみたいに、動いている状態から、ピタッと。ポイントは、フェードアウトではなく、カットアウトすること。止まる直前に、止まりにいくのがバレないように。上手に動くには、上手に止まることが大事なんです。

Q;教員です。うちの学校で授業をやってもらえませんか。
A;僕なんかでお役に立てるのなら。大学での講義などは、スケジュールの許す範囲でやらせていただいています。

Q;芸人を目指しています。大学に通いながらでもできることはありますか?学業をやめて芸の道に専念すべきでしょうか。
A;エンターテインメントの道に進むのに、学校の勉強は無駄じゃないと思います。芸以外のことで専門的な勉強をしたのなら、そのまま個性として利用できますから。
 僕が大学生のときは、月に一回、大学構内でお笑いライブを開催していました。「つくって出す」ということの質と量は成長に比例します。それを学生という守られた立場の中でやれていたことは、今思えばありがたいことでした。
 どうするべきかは自分で決めることです。ただ、今の自分のおかれた立場の中で、芸のために出来ることを考えて実行することが、表現の道の入り口だと思います。「ハードルはどかさずに乗り越えろ」というのが僕の好きな考え方です。

・・・

 いかがでしたでしょうか。今回はこのへんで。質問をくれた皆様、ありがとうございました。

小林賢太郎

(質問の文章は簡潔にまとめさせていただいているものもあります。重複している質問はまとめさせていただきました。)

僕の美術展、やります。

 僕はこれまで、コントや演劇のために山ほど絵を描いてきましたが、この度それらの原画を生でご覧頂けることになりました。9月19日から10月5日まで。場所は青山のスパイラルです。ああ、個展なんて美大生の頃以来だわ。どきどき。

展覧会「小林賢太郎がコントや演劇のために作った美術 展」
会場;スパイラルガーデン
会期;2014年9月19日~10月5日
入場無料

小林賢太郎

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