小林賢太郎より

『ロールシャッハ』静岡公演が終わりました。
ご来場のお客様、本当にありがとうございました。

これで『ロールシャッハ』全45公演は終了。
出演者、ステージスタッフ、制作チーム、携わってくれた全ての皆様、
本当にお疲れさまでした。

昨年と今年、合わせて150日間、
僕はニューヨークで生活していました。
ロールシャッハの最初の台本を書き上げるべく、
エンタテインメントの聖地でカンヅメ。
自分の事、社会の事、これまでのこと、これからのことを考えるいい機会になりました。

何をどこから学ぼうと、答えは自分の中から出て来るもんです。
理解するまで学んだら、
それに対して自分の意見が明確になるまで考え抜く。
それを積み重ね、
伝えたいことを種に、エンタテインメントを成立させる。
こうすることが、表現を仕事にするうえでの責任だと思ってます。

僕にとって作品の成功とは、数字で表せるものではありません。
過程と結果、それぞれに納得がいくことが重要。
そういう意味で『ロールシャッハ』は成功です。
いつ、どんなカタチになるかはわかりませんが、
まだ向き合い続けなければならない作品だと感じています。
映像も収録してませんし。

この『ロールシャッハ』プロジェクトが動き出して以来、
『ロールシャッハ』のこと以外、ほとんど何にも触れていない生活でした。
そのくらい集中しないと、難しかったのです。
プロ野球の優勝チームも知らなければ、食べるラー油も知りませんでした。
世界は情報にあふれていますが、こんな生き方もできるんです。
それを許してくれた僕の周りの人々に、本当に感謝します。

さあ、これからゆっくり、人の話を聞こうと思います。

小林賢太郎

『ロールシャッハ』東京天王洲公演終了!
銀河劇場にお越しの皆様、ありがとうございました。
チケットが取れなかった皆様、本当にごめんなさい。

この作品は2時間30分くらいあります。
1日、24時間のうち、
本番以外の21時間30分は本番の為に使い切りました。
次の本番のために体を休め、
次の本番のために前日のビデオを観て反省点を探り、
次の本番のために新しいアイデアが出ればみんなで練習し、
次の本番のためにウォーミングアップ、ストレッチ、発声練習。
あっという間に、本番。

そうすることが、
作品の為の正義の行動だと信じて、
ずっと積み重ねてきました。
結果はちゃんと伴ってきたと思います。

次はツアー最後の地、静岡です。
これが今の僕たちに出来る精一杯です。
待ってろ!富士山!ガンダム!くろはんぺん!
よろしくお願いします。

小林賢太郎

『ロールシャッハ』札幌公演、終了。
かでるホールにお越しのお客様、ありがとうございました。

初日から1ヶ月が経った今も『ロールシャッハ』は日々成長を遂げています。
この北海道でもいろいろなことを教わりました。
ツアー後半も1回1回の本番を特別なものとしてやっていこう。

あ、『ロールシャッハ』の上演時間は2時間以上あります。
演る方も観る方も過酷です。
お腹がすいちゃったりして集中できなくなってはもったいない。
お手洗いにも行っときたい。
このサイトには「観劇のコツ」というのがありますので、是非ご覧下さい。

次は東京天王洲公演、よろしくお願いします。

小林賢太郎

『ロールシャッハ』大阪公演、終了。
シアター・ドラマシティにお越しのお客様、ありがとうございました。
いいライブだった。
舞台と客席とは直接言葉は交わしませんが、
とても明確なコミュニケーションがとれたと実感しています。

僕の仕事は「つくること」と「演じること」ですが、
どちらにも「伝える」ということが伴います。
これが大事。
スタッフと役者に内容を「伝える」ために脚本を書く。
稽古場で、どう観せたいのか、どう演じてほしいのかをみんなに「伝える」。
本番、お客様に伝えたいことを「伝える」ために演る。
終演後、次の本番までに反省点や改良点をまとめ、スタッフや役者にまた「伝える」。
コミュニケーションを積み重ねて作品は磨かれていきます。
そして、
お客様からの笑い声、拍手、アンケート用紙にメッセージを頂き、
「伝わった」と感じられたときこそが、僕の最大の喜びなのです。

次は札幌です。
どうぞよろしく。

賢太郎

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