小林賢太郎より

2011年3月14日現在

上演中の劇場が海沿いということもあり、
心配して下さった皆さんから連絡を頂きました。
僕は無事です。
スタッフもみんな元気です。

3月11日金曜日
僕は自分のアトリエで、その日の公演の準備をしていました。
午後2時46分、地震発生。
はじめはモニターなどの倒れそうなものをおさえてましたが、
揺れが長く、どんどん強くなってきたので、
「これはもうダメだ。逃げよう」
ということになり、避難。
とにかく劇場に向かうことにしました。
途中、車を運転していてもはっきりわかる大きな余震が何度かありました。
劇場に到着すると、
スタッフとすぐにミーティングが行われました。
セットや照明が乱れており上演は出来ません。
余震も続いています。
次々に情報が入ってきました。
東京の交通網が麻痺していること。
そして、東北の被害が甚大であること。
結果、僕らは帰ることができず、
そのまま劇場で一夜を過ごしました。
対岸では千葉県のコンビナート火災が空を赤く染めていました。
翌朝、
東京公演の中止を発表しました。

今後のライブに関して、僕は葛藤しています。
「こんなときに」という思いと、
「こんなときだからこそ」という思い。
僕がやるべきことは何だろう。
僕にしかできないことは何だろう。
表現者として、
人間として、
慎重に考えています。

連日テレビで放送される目を背けたくなるような光景に、
本当に胸を痛めています。
被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
犠牲になられた方々とご遺族の方々に深くお悔やみを申し上げます。
被災地の一日も早い復興をお祈り致します。
避難されている方々、頑張ってください。

日本の皆さん、乗り越えましょう。

小林賢太郎

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