小林賢太郎より

『ポツネン氏の庭』とは

この message のバックナンバーを眺めると、
日記のようにその頃のことを思い出します。
このサイトがリニューアルされたとき、
区切りがいいところから過去のものはカットしてましたが、
2011年2月4~6日『ポツネン氏の庭』を上演するにあたり、
前回『庭』を上演した2009年11月からのぶんを復活させました。
さて、
『ポツネン氏の庭』とは、
僕の一人芝居の短編集『ポツネン』のライブハウス公演です。
セットはありません、スクリーンも映像もありません。
舞台上にあるのはポツネンさんと、彼自身が運べる道具のみ。
いつもは追い込むだけ追い込んで目つきの悪い小林ですが、
「庭」だけはリラックスして楽しめる場でありたいと思っています。
どうぞ油断してお付き合いください。
札幌 cube garden でお会いしましょう。

小林賢太郎

『 ポツネン THE SPOT 』

やります!
2010年前半に上演した『 SPOT 』は、
皆様から大変ご好評をいただきました。
ありがとうございました。
しかし限られた公演数で、
チケットが手に入らなかったという声も多くいただきました。
お待たせしました。
この春から『 THE SPOT 』として全国で上演します!
東京、山口、広島、大阪、新潟、福岡、静岡、京都、札幌、仙台、横浜、名古屋。
『 THE SPOT 』は、
僕にとって宝物みたいな作品です。
皆さんの街まで、
大事にお届け致します。
劇場でお会いしましょう。

小林賢太郎

K.K.T.V.ジャケット撮影!

実にエキサイティングな体験であった。
『小林賢太郎テレビ1・2』のDVD&Blu-rayのジャケット撮影が、である。
なんとワタクシことポツネン氏、
自宅の図書室と工作室で、
空中浮遊している

…ように見える写真を撮影しました。
写真をよく見るとどんなカラクリで撮影したかが分かるようになっています。
この美しくて不思議な写真を作ってくれたのは、
グラフィックコレクティヴ『 Nam 』。
「ナム」と読みます。
グラフィックデザイナーの中沢貴之さんと、
フォトグラファーの間仲宇さん、
彼らを中心に活動しているアーティストチームです。
浮遊のカラクリのみならず、
様々な要素が折り重なって、
実にNamらしい、
しかも小林賢太郎らしい、
見事な作品になったと思います。
本当にありがとうございました。

浮いてるポツネン氏、
衣装もまた不思議なものをお召しです。
スタイリングは伊賀大介氏。
面白かったね!ありがとう!

そしてこの夢のようなプロジェクトは
グッドデザインカンパニー水野氏の指揮により現実のものとなりました。
今回もたっぷりお知恵を拝借しました。
親分、いつもありがとう。

ご協力頂いた皆さん、
とても過酷な現場だったと思います。
お疲れさまでした。
本当にありがとうございました。

一流の表現者に必要なものは、
才能と努力と人。
どれかひとつ、ではなく。
ぜんぶ。
アイデア出しから、立て込み、撮影、撤収まで、
その空間はずっと、
一流の表現者達で満たされていた。
年に何秒か「幸せだ」と感じる。
今回の撮影の後、僕は幸せだった。

小林賢太郎

第0回アウェイ部ライブ『アウェイ部』にご来場ありがとうございました。
身内が言うのもなんですが、面白かった。
アイデアを出し、組み立て、脚本にして、稽古する。
広告、音楽、衣装などのコントにまつわる全てのことがらともきちんと向き合う。
音響さん、照明さん、舞台監督さんと協力して、
過酷な本番を全力で上演する。
プロとしてコントライブをつくるって本当に大変。
それを彼らは、たった1ヶ月で学びました。
ギッチギチの詰め込み教育です。
ほんと、よくついてきたと思います。
このライブのタイトルには「第0回」とあります。
次回、彼らが自分たちの力だけで発表する「第1回」単独ライブこそが、
アウェイ部の本当のスタートなのです。
努力して、結果を出す。
それしかないんだ。
それしかないからこそ、正しい努力をしなくちゃもったいない。
地図の読み方がわからなくなったらいつでもおいで。
ウッチー、オニー。お疲れさまでした。

さて、今度は僕の番だ。
久しぶりに、ミニライブ『ポツネン氏の庭』やります。
アウェイ部に続き、小さな劇場でのお仕事。
ライブハウス出身の僕です、
やっぱり居心地いいんだわ。
頑張ります。

NHK BS-hi でオンエアした、
『小林賢太郎テレビ』と『小林賢太郎テレビ・2』
DVD化します!
ジャケットも中身も、とことんやりますよ。
お楽しみに。

賢太郎

あけましておめでとうございます。

小林賢太郎によるコントづくりのワークショップ。
いよいよ作品発表のときが迫ってまいりました。
僕はこれまでの15年間、
考え方を考え、つくり方をつくり、
発表しては正解を確かめてきました。
これによって導き出されたノウハウの中で、
今回のワークショップでは、
あえて僕の個性が出ていないものを伝えるように努めました。
コントにも基本と応用があるのです。
アウェイ部のふたりは、
これまで手探りでやってきたことを
秩序をもって進めていくことで
コントづくりの面白さを改めて味わってくれているようです。
アイデアが持っている可能性を無駄なく使い切る、
不必要な情報を洗い出す、
出来るのに生かされていないことや、
出来るけどやらなくていいことを客観的に判断。
こういうことはコントに限らず
あらゆる表現に大切なことかもしれませんね。
そんなワークショップを経て、
僕と彼らで完成させたこの小さな作品は、
まだまだ荒削りですが、
なかなかのもんになったと思います。
どうぞよろしく。

第0回アウェイ部ライブ『アウェイ部』
2011年1月9日(日)14時/19時
     1月10日(月・祝)14時/19時
出演;アウェイ部( 内山ヨシノリ / ONY )
会場;ザムザ阿佐ヶ谷

賢太郎

節目。
僕にとっての節目は暦に関係ありません。
ひとつの公演の終わり、次の公演の始まりがそれです。
だから大晦日もお正月もだいたい無視。
でも今年はツアーを終えて次の作品に向き合うまでの合間が、
珍しく年越しに重なってくれました。
切りのいいところで、深呼吸。
2010年は良い年だったなあ。

などと振り返る僕の余裕を尻目に、
必死に戦っているのがアウェイ部のおふたり。
小林賢太郎による理論と実践のコント教室は黙々と進行中です。
技術を言葉に代えて正確に伝えるということは難しく、また大切なことですね。
最近僕はとても良い先輩に恵まれていて、
芸の事、人の事、いろんなことを勉強させてもっています。
そんな作家としても演技者としても未熟な僕が後輩に指導なんて、
ちょっと気が早い話なんですが、
これもせっかくいただいた使命、
一生懸命務めさせていただいております。
トップページにありますのがそのライブのチラシです。
アウェイ部のひとり、ONY君の手書き。
この感じ、懐かしい。

第0回アウェイ部ライブ『アウェイ部』
2011年1月9日(日)14時/19時
     1月10日(月・祝)14時/19時
出演;アウェイ部( 内山ヨシノリ / ONY )
会場;ザムザ阿佐ヶ谷

賢太郎

後輩のコンビ「アウェイ部」と進めているコント作りの為のワークショップ。
今日は稽古場を飛び出して劇場の下見にやってまいりました。

ひとつの建物に映画館、劇場、レストランが収まった素敵な建物「ラピュタ阿佐ヶ谷」。
劇場「ザムザ阿佐ヶ谷」は地下。
期待と不安が入り交じり、変な顔になるアウェイ部のおふたり。

左;内山ヨシノリ 右;ONY

さあ、ここで上演するためのコント、目下製造中です。
小林、厳しくアドバイスを重ねております。
アウェイ部、グイグイ付いてきてます。
どうなる1月9日10日。
お楽しみに。

第0回アウェイ部ライブ『アウェイ部』
2011年1月9日(日)14時/19時
     1月10日(月・祝)14時/19時
出演;アウェイ部( 内山ヨシノリ / ONY )
会場;ザムザ阿佐ヶ谷

賢太郎

アウェイ部。
後輩のコンビ名です。
もともと違う名前のコントグループで活動していましたが、
この度「アウェイ部」としてデビューすることに。
小林、彼らのお披露目ライブをお手伝いすることになりました。
僕はコント師にとって大切なことは「自立」だと考えています。
ですので、彼らは僕の弟子になったわけではないし、
僕も「お前らをなんとかしてやる」などとは言いません。
頑張るのは本人達。
でも、知ってる事は教えてあげようと思います。
コント師の心得。コント作りのノウハウ。コントの為の演技のあれこれ。
そして仕上げは1月9日、10日のライブ。
まさに理論と実践の短期集中ワークショップ。
僕にとっても自分の考えを客観的にまとめる良い機会。
もちろん、彼らに素質があると思ったから引き受けた企画です。
小林とアウェイ部、頑張ります。

第0回アウェイ部ライブ『アウェイ部』
2011年1月9日(日)14時/19時
     1月10日(月・祝)14時/19時
会場;ザムザ阿佐ヶ谷
出演;アウェイ部( 内山ヨシノリ / ONY )

小林賢太郎

THE SIX をご存知でしょうか。
美大生の作品の展覧会です。
この審査員を仰せつかりました。
たまには美大卒らしいこともやるのです。
審査の為に沢山の作品を見せて頂きましたが、
皆さん本当に素晴らしい。
あまり褒められた学生じゃなかった美大時代の小林、
反省しながら選ばせて頂きました。
2010年12月17日(金)〜19日(日)
ラフォーレミュージアム原宿で開催されます。
http://www.the-six.jp/top.html

小林賢太郎

『ロールシャッハ』静岡公演が終わりました。
ご来場のお客様、本当にありがとうございました。

これで『ロールシャッハ』全45公演は終了。
出演者、ステージスタッフ、制作チーム、携わってくれた全ての皆様、
本当にお疲れさまでした。

昨年と今年、合わせて150日間、
僕はニューヨークで生活していました。
ロールシャッハの最初の台本を書き上げるべく、
エンタテインメントの聖地でカンヅメ。
自分の事、社会の事、これまでのこと、これからのことを考えるいい機会になりました。

何をどこから学ぼうと、答えは自分の中から出て来るもんです。
理解するまで学んだら、
それに対して自分の意見が明確になるまで考え抜く。
それを積み重ね、
伝えたいことを種に、エンタテインメントを成立させる。
こうすることが、表現を仕事にするうえでの責任だと思ってます。

僕にとって作品の成功とは、数字で表せるものではありません。
過程と結果、それぞれに納得がいくことが重要。
そういう意味で『ロールシャッハ』は成功です。
いつ、どんなカタチになるかはわかりませんが、
まだ向き合い続けなければならない作品だと感じています。
映像も収録してませんし。

この『ロールシャッハ』プロジェクトが動き出して以来、
『ロールシャッハ』のこと以外、ほとんど何にも触れていない生活でした。
そのくらい集中しないと、難しかったのです。
プロ野球の優勝チームも知らなければ、食べるラー油も知りませんでした。
世界は情報にあふれていますが、こんな生き方もできるんです。
それを許してくれた僕の周りの人々に、本当に感謝します。

さあ、これからゆっくり、人の話を聞こうと思います。

小林賢太郎

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