小林賢太郎より

東京グローブ座公演終了

 満員御礼。猛暑やら台風やらの中、東京グローブ座へのご来場、ありがとうございました。
 昨年、下北沢で生まれた『ポツネン氏の奇妙で平凡な日々』は今年1月にパリ、2月にロンドンで上演されました。あれから僕は、もう一度作品をにらみつけました。「まだ良くなるはず」。
 アイデアは無限に現れました。またそれぞれがとても手間のかかるものばかり。でも気がついちゃったんだからやるしかない。
 そんな大工事を経て『ポツネン氏の奇妙で平凡な日々』は日本に帰ってきました。初日が明けてからというもの、本番のために本番以外のすべての時間を使い切り、日々改訂を重ねました。おかげで東京グローブ座での13公演で、その時にできる最高のパフォーマスを果たすことができたと思っています。
 芸術に完成はありません。引き続き『ポツネン氏の奇妙で平凡な日々』に磨きをかけてまいります。
 毎日暑いですね。みなさま、熱中症にご注意を。僕も気をつけます。
 次は金沢です。ポツネン氏、初めて行きます。楽しみです。どうぞよろしく。

小林賢太郎

 

小林賢太郎ソロパフォーマンス『ポツネン氏の奇妙で平凡な日々』作品紹介はこちら。▶︎

「ポツネン氏の奇妙で平凡な日々」上演開始!

 「ポツネン氏の奇妙で平凡な日々」の上演が始まりました。まずは東京グローブ座から。どうぞよろしく。

小林賢太郎

ポツネン、ちょっとだけメイキング

 アトリエと稽古場を往復の日々です。「ポツネン氏の奇妙で平凡な日々」は、着々と準備が進んでいます。
 小林賢太郎ソロパフォーマンス「ポツネン」には、ここ最近セリフがありません。いろいろな国で上演されるようになったので、日本語がわからないお客様にも楽しんでいただけるようにしたのです。物語はセリフではなく、パントマイムや絵画などによって表現されていきます。
 セリフじゃないので、スタッフに配られるのは台本ではなく、絵コンテです。

 この作品は昨年末から、東京、パリ、ロンドンで上演されました。そして、いよいよ始まる日本凱旋ツアー。とても楽しみです。劇場でお会いしましょう。

小林賢太郎

短編アニメ映画をつくっています

 小林賢太郎、短編アニメ映画の監督やってます。「カラフル忍者いろまき」という作品です。タイトルどおり、いろんな色の忍者の話です。
 お話つくって、キャラクターデザインを描いて、声優さんを配役して、ああ楽しい。監督といっても僕にはわからないことだらけで、アニメ界の先輩方に沢山のアドバイスをいただきながら、なんとか頑張っております。
 公開はずいぶん先になります。とりあえずご報告まで。お楽しみに!

賢太郎

ご視聴ありがとうございました

 小林賢太郎テレビ7が放送されました。数ヶ月を費やした59分間、いかがだったでしょうか。  映像、とりわけテレビという制約はなかなか面白いものです。7年やってきて、少しずつ理解できてきたように思います。それを利用したり、あるいは、逆手に取ったり。僕なりに自由にやってみました。  とはいえ創作の工程は、そうそうスマートにはいかないもんです。陶芸家が「違~う!」と叫んでツボを割るように、何本ものコントをゴミ箱にぶち込みました。納得いくまで、何度でも。  そのおかげか、放送後の反響はなかなか良かったみたいです。関わってくれた方々に面目が立つというもの。みなさま、ご視聴ありがとうございました。  そうそう、この番組は世界100カ国くらいで放送されたんですよ。いやー、ピンと来ない。そんなに国の名前を知らない。日本語が伝わらない国々にザパン語がどう伝わるというのか。チャレンジャーNHK。こうして広く楽しんでいただけるのも映像の面白いところですね。  媒体がどこであれ、その根底にある欲は変わりません。僕が面白いと思うものを、美しく形にして、見る人をきちんと楽しませたい。そのためならいくらでもツボを割りますとも。これからも小林賢太郎作品をよろしくお願いします。 追伸 再放送が決まりました。 6月19日(金)23:15~24:14 NHK BSプレミアムにて。 見逃した方はこちらでどうぞ。 賢太郎

「ポツネン」日本凱旋ツアー

 昨年末に東京で始まり、今年1月にパリ、2月にロンドンで上演された作品「ポツネン氏の奇妙で平凡な日々」の、国内でのツアー公演が決定いたしました。磨き上げて、全国の劇場にお届けします。よろしくお願いします。 小林賢太郎

小林賢太郎テレビ7、撮影快調!

 『小林賢太郎テレビ・7』撮影快調です。早いもので、もう7年目。コントとドラマの2段重ねのこの番組、最新作もなかなか楽しい内容になっております。  ドラマパートのゲストは上野樹里さん。さらに渡辺いっけいさん、犬山イヌコさん。今回は大がかりなロケも敢行して、とんでもなく豪華になりました。僕の演劇作品『ノケモノノケモノ』に出演してくれた高橋良輔も参戦。事務所の後輩芸人たちも活躍してくれています。  そして、コントパート。小林賢太郎、竹井亮介、辻本耕志の3人組。全力でコントつくりました。いやー、向いてる。こちらもお楽しみに。  でだ、番組名物お題コント。お題出されて、三日でコントを作らなくちゃならない、という過酷な企画。今回もあるらしいんです。まだ出題されてません。ドキドキするよう。どうなることやら。頑張ります。  出演者、スタッフ一同、良い番組になるように、全力を尽くしています。5月10日、NHK BSプレミアム にて放送予定。お楽しみに! 小林賢太郎

テクネに出演します

 NHK Eテレの、映像の技法を紹介する番組「テクネ」に出演します。僕は「映像+パフォーマンス」というテーマで参加させていただきました。お楽しみに。 小林賢太郎

初のロンドン公演

 How did you hear about me!? 満員御礼!「ポツネン氏の奇妙で平凡な日々」ロンドン公演の千秋楽を無事に終えました。ロンドンっ子の皆さん、なんで僕のことを知ってるんですか!? 販売した席だけでは入りきれなくて、見づらい席にまでふくらんでご入場いただきました。
 会場となったのはレスター・スクエア・シアター。ウエスト・エンドと呼ばれる劇場街にあります。客席数は本多劇場と同じくらいですが、雰囲気は劇場というよりライブハウス。舞台芸人の血が騒ぎました。「これこれ、この感じ」。こぢんまりとした楽屋も、僕のお気に入り。

 ロンドンでは二日間上演しました。みなさん楽しみ方が積極的だと感じました。笑うし、うなるし、拍手も強い。千秋楽、日本の文化を学んでいる学生さんたちが観に来てくれました。終演後に感想を聞く機会がありました。みなさん気に入った場面を教えてくれたり、どうやって作ったのかを質問してくれたりしました。好きな日本の芸能人は誰ですか?と聞いたら、いろいろ答えてくれましたが「Kentaro Kobayashi」という声はとくに上がりませんでした。がんばります。

 というわけで、「ポツネン氏の奇妙で平凡な日々」東京、パリ、ロンドン。これにて終了。大変でしたが、とても勉強になりました。ツアー全体を通して感じたのは「大切なのは、どこでやるかより何をやるか」ということでした。これからも、良い作品を生み出すために自分の全部を使い切っていきます。
 ご来場、ありがとうございました。じゃ、僕もなんか舞台観て、日本に帰ります。

小林賢太郎

二度目のパリ公演

 「ポツネン氏の奇妙で平凡な日々」パリ公演の千秋楽を無事に終えました。満員御礼。こんなにも大勢のフランス人が、なぜ僕のことを知っているのか、不思議でなりません。
 初日を終えたあと、劇場のロビーでパーティーがありました。これは、こちらの劇場では普通のことで「カクテル」と呼ばれるものです。日本語にするならば「初日乾杯」ってところでしょうか。参加者は、劇場の関係者、劇評を書くライターさん、こっちで活動されている同業者、なんか偉い人、など。いろんな人が入れ替わり立ち替わり、僕に感想を述べていく。フランス語のシャワーを浴びる中、僕が聞き取れた単語で一番多かったのは「Poétique/ポエティック」でした。「詩的」ということです。なるほど、悪い気しない。
 取材も受けました。いくつかの劇評もでました。そして、今後のお誘いをくれたところまでありました。この街に居場所がある、そう感じました。
 自分で描いた絵を次々と背景に投影し、パントマイムやマジックを織り交ぜながら、コントとも演劇ともつかないパフォーマンスをする。こんなデタラメなショーを、フランスは実にあっさりと受け入れてくれたのです。
 「コント公演」「演劇作品」。僕は普段、日本のエンターテインメントビジネスの仕組みに従って、作品の肩書きをいちおう名乗ります。これは商品として扱ってくれる人たちを困らせない為の礼儀だと考えています。
 しかし一方で「ジャンルへの執着は作品の爆発を妨げる」とも考えています。作り手としては「作品を良くする」ってことだけに固執していればいいのです。そんな僕に、フランスは優しかった。
 パリには多種多様なステージパフォーマンスが存在していて、それぞれがしっかり市民権を得ています。僕の作品も「ジャンルに属さない珍しさ」ではなく「質の高さ」で評価していただけたと感じました。泣きそうです。
 2年半ぶりのパリ公演。今回のお客様の中には、前回の公演を観て、また来てくれたという方も多くいらっしゃいました。皆さんの記憶があるうちに、またこっちで上演できたらいいなあ。

 滞在中の空き時間に、王立サーカス学校の卒業公演を観に行きました。とっても素敵でした。テントの前で配られていた地元のエンターテインメント情報誌を見たら、僕が出ててびっくりしました。

 いやー、ムッシュポツネン、お疲れさまでした。では次なる開催地、英国、ロンドンへ行ってまいります。

小林賢太郎

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